グループ会社(株)TYO、海外リモートディレクション・撮影プロジェクト「Remote World」を推進

グループ会社の株式会社ティー・ワイ・オー(以下TYO)は、海外での撮影を日本からリモートでディレクションし、国内スタッフが海外に行かずに企画打ち合わせから編集まで遠隔/インターネット経由で仕上げるプロジェクト「Remote World」を推進しています。直近作としてフランス・パリで各種イベント・プロモーションを手掛けるラ ファブリック ロイヤルのプロモーションビデオ「Reboot」と、オーストラリア・メルボルンのHIP HOPアーティストJORDAN DENNISのミュージックビデオ「The Link」が公開されました。

新型コロナウイルスの世界的拡大により、海外渡航はおろか国内での撮影関連業務もリモートでの実施が求められるようになりました。映像業界では“3密”になりがちな撮影が枷となりさまざまな課題を抱える中で、TYOはCOVID-19対策コンサルティングを行う株式会社キャピタルメディカと医療アドバイザリー契約を締結し、医療のエキスパート監修のもと安全対策を講じながら国内撮影を再開しています。アフターコロナを見据えつつ、新たな映像コンテンツの制作を求める顧客のニーズに応えるためには“撮影のNew Normal”を構築する必要がある状況に直面しています。
コロナ禍において世界中のデジタル・トランスフォーメーションが加速した今、TYOは海外とのリモートによる映像制作の可能性を追求するプロジェクト「Remote World」を発足しました。例年数多くの海外ロケを行ってきたTYOが、これまで培ってきた海外プロダクション・コーディネーターとのネットワークおよびコミュニケーションを土台にして、距離・時差・言葉の壁がある難易度の高いリモートディレクション/撮影を可能にしています。撮影を通して世界中の風景、人々、才能と出会い、共創してきた者同士の想いと技術を重ねるこの「Remote World」の経験や知見が新たな資産となり、世の中の変化に適応することでTYOがまた進化すると捉えています。今後、「Remote World」としてフランス、オーストラリアに続き、アメリカ、アジア地域でも日本からリモートディレクションができるよう準備を進めてまいります。

事例1. LA FABRIQUE ROYALE 「Reboot」プロモーションビデオ
アフターコロナのパリの夜明けをフリーランナーが疾走するプロモーション動画

事例2. JORDAN DENNIS 「The Link」ミュージックビデオ
コロナのパンデミックをメタファーにした世界で踊るダンサー達が登場するミュージックビデオ

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